にほんばしかわら版 令和3年夏季号
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 地震は、プレートと呼ばれる地球の表面を覆う岩盤の動きによって発生します。 プレートには海洋プレートと大陸プレートがあり、海洋プレートは大陸プレートより重いため、これらのプレートがぶつかり合うと、海洋プレートは大陸プレートの下に沈み込んでいきます。その際に大陸プレートの端が巻き込まれ、反発して跳ね上がることで地震が引き起こされます。また、海洋プレートの動きは大陸プレート内にも影響を及ぼします。海洋プレートの動きにより大陸プレートでひずみが起こり、蓄積されたひずみが限界に達すると、大陸プレートで内陸型の地震発生に至ります。 日本列島は、海洋プレート(太平洋プレートとフィリピン海プレート)と大陸プレート(北米プレートとユーラシアプレート)の計枚の境界に位置しているため、地震が発生しやすくなっています(図)。首都圏の地下では、北米プレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートが重なり合っており、首都圏は非常に複雑なプレート構造の上に位置しているといえます。 このため、中央防災会議の報告書は、首都圏での地震発生メカニズムとして多様な下記のつの地震像を想定しています(図)。①地殻内の浅い地震②フィリピン海プレートと北米プレートの境界の地震③フィリピン海プレート内の地震④フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界の地震⑤太平洋プレート内の地震⑥フィリピン海プレート及び北米プレートと太平洋プレートの境界の地震図:日本周辺のプレート出典:東京防災ホームページより抜粋. 地震発生のメカニズム図:南関東地域で発生する地震のタイプ出典:内閣府政策統括官(防災担当)、「首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)別添資料」、Pより抜粋

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