�料品売り場で、さつま揚げや漬物やおこわなどを販売するアルバイトをしたりもしておりました。 鹿児島を出て、3か月間の研修後、最初に配属されたのが港区の麻布税務署でした。 田舎者の私にとっては、六本木や赤坂、青山、麻布など、当時マハラジャなどもあって、とても魅力的で刺激的なところでした。調査では、アパレル関係や雑貨販売、不動産業などの法人の調査を行っておりました。仕事はもちろんのこと、公私ともに土日や昼夜を問わず、先輩方から熱く優しく教えていただきました。職務に取り組む姿勢や態度、他者との接し方や後輩の指導、気概や気遣いなどいろいろと勉強させていただき、私の礎となっております。 麻布税務署に4年間勤務し、次の配属先は、神奈川県の相模原税務署でした。法人1部門の指導担当ということで、この時初めて法人会の担当を経験させていただきました。法人会の役員の方や会員の方、事務局の方に大変お世話になりました。各種研修会、各委員会、各部会、地域での様々な活動やイベントなどにも積極的に参加させていただきました。 相模原税務署の次に、板橋税務署の総務課会計係に配属となり、その後、会計関係事務に長く従事させていただくこととなりました。税務署の会計係から国税局の会計課勤務となり、会計課の係長、監査官、課長補佐、課長などを経験させていただきました。 会計課では、限られた予算の適正かつ効果的な執行に配意しながら、国税局や税務署の事務運営に支障が生じることのないよう、また、予算の査定や調整等に当たっては、適切性や公平性、事務の効率化や省力化に資するか等を検討して、予算案の策定や調整を行ったり、入札や支払い、監査、庁舎・設備の設置や修繕等に関する事務などにも従事しておりました。 国税局・税務署での官房事務を通じて、他局や他署、局内の各部課(室)や署内の各部色い袋が無償で配布され、降灰を克灰袋に入れて、指定置き場に置くと回収してくれます。 また、天気予報では、桜島上空の風向きを教えてくれます。お墓には、灰よけの屋根がついています。 桜島は、故郷の安心感・安堵感を与えてくれますし、パワーをもらっている気がしています。 桜島に関する名言をひとつ、 「わが胸の 燃ゆる思ひに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」 (作者:平野国臣) それから、桜島の対岸にあり、桜島と錦江湾(鹿児島湾)を望める『仙巌園』(磯庭園)も観光名所です。両棒餅(ぢゃんぼもち:2本の串にささった一口大のお餅)は、絶品です。 仙巌園の近くには、2015年に登録された世界文化遺産のひとつ「旧集成館」もあります。 もう少しだけ鹿児島のことをお話ししますと、ラーメン(大体、とんこつラーメンです)の付け合わせは、大根の漬物です(ほとんどのラーメン屋には、大根の漬物が置いてあります)。 また、黒豚、黒牛、黒酢、黒焼酎、黒砂糖、黒じょか(焼酎用の陶磁器の土瓶)、と黒に力を入れておりますが、私は腹黒くはありませんので、安心してください。 小さい頃は、外で遊ぶことが好きだったと思います。小中学校では、ソフトボールや野球などの球技に興味を持って励み、高校は、ハンドボール部に所属しておりました。 また、休日には、父と叔父や友人たちと魚釣りによく出かけておりました。錦江湾での魚釣りです。 学生時代は、鹿児島市の百貨店の地下の食卒 業 後 、税 務 の 道 を 歩 ま れ てき た わけ で す が 、今 までど のような 仕 事( 税務 署 に お け る職 等 )を さ れ てき た のか、また 、職 務 に 当 たって心 が けて いることなどござ いましたらお 聞 か せください。
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